■歴史小説傑作集2■文春文庫■海音寺潮五郎■文藝春秋■2003年02月10日発行年月:2003年02月10日 予約締切日:2003年02月03日 ページ数:410p サイズ:文庫 ISBN:9784167135416 海音寺潮五郎(カイオンジチョウゴロウ)明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞し、文名を不動のものとした。和漢の書にあまねく通じ、綿密な時代考証の上に、独自の史観を展開し、小説に随筆に新たな領域を拓き、多くの著作を残した。昭和52年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) かぶき大名/日もすがら大名/乞食大名/阿呆豪傑/戦国兄弟/酒と女と槍と/小次郎と武蔵の間/男一代の記 徳川旗下の武将・水野忠重の嫡男勝成は、十六歳の時遠州高天神城での初陣で手柄を立てた豪勇の士であったが、ささいなことで人を斬り出奔。豊臣秀吉、佐々成政、黒田長政に仕えた後、関ヶ原の合戦前に徳川家に帰参する。その男の意地を貫き通した爽快な一生を描いた表題作の他、珠玉の短篇9本を収録。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 文庫 小説・エッセイ 文庫 人文・思想・社会 |